帝国製糖廠 台中営業所
- 王さん
- 2022年10月5日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年1月26日
日本統治時代の製糖工場です。この帝国製糖廠は、昭和10年(1935)4月に帝国製糖工場の台中営業所として建設されました。帝国製糖株式会社の台中工場で、戦後に台湾製糖会社の台中事務所に変更されました。その後、国際的な砂糖価格の変化と台湾の産業構造の影響を受けて、台中製糖工場は1990年代に閉鎖。
その後、2017年から修復プロジェクトが始まり、多目的なホールとしてリノベーションされました。レストラン、展示場、カフェと見学するのも無料。

台中と台湾の砂糖産業は衰退しました。その歴史を物語っている建物と言えます。砂糖産業から始まった台中の中部では、時代の変化とともに、農業、砂糖産業、耕作地が衰退し都市に変貌しました。そんな中で、この美しい建築物が完璧な形で残されています。
2017年から修復プロジェクトが始まり、多目的なホールとしてリノベーションされました。レストラン、展示場、カフェなどを見学することが出来ます。年表も展示されています。

これは、台湾総督府発行の府報、現在でいう官報です。日本人の名前が書かれています。

色々な資料を見ることが出来ます。



場所は臺中市東區樂業路30號にあり、台中車站から徒歩5分です。
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